こんにちは。カラーコーディネーター兼カラーセラピストのnrk color circle安田紀子です。
パーソナルカラーを受けてみたいけれど、近所にサロンもないし時間もない…わざわざ行くのもちょっと…と思われている方にお勧めしたいのが写真診断です。
しかし、実際に会うことなしに正確な診断ができるのか不安に感じられることでしょう。
消えてゆくサロンが多いなか、10年間パーソナルカラー写真診断を続けてこられました。
今回は写真でもきちんとパーソナルカラー診断ができる理由と、当サロンの写真診断のこだわりをご紹介しながら、不安を解消していきます。
Contents
写真診断に使う写真
決まった部位の写真を用意
写真診断に使う写真は、何でもいいというわけではありません。
サロンによって違いはありますが、本来の肌色が確認しやすい部位の写真が必要になります。
- 正面の顔写真
- 頬
- 腕の内側
- 日常のスナップ写真
当サロンでお願いしている写真はこの4枚です。
なぜこのような写真が必要なのでしょう?その理由を順にご説明します。
正面の顔写真
正面の写真は、全体としての肌色を確認することができます。人の肌にはキメがあり、キメは微細ですが凸凹していますし、色むらもあります。
パーソナルカラーは全体的な印象をアップさせるための診断ですので、ピンポイントの肌色だけでなく、顔全体の肌色を見なくてはなりません。
正面の顔写真は、肌色、顔のつくり、瞳、眉毛、髪の色…すべてが一目でわかるため、必ず必要な一枚となります。
撮影時のお願いになりますが、できれば胸元の開いているものを着用してください。鎖骨あたりまで開いていると顔に余計な色が反映されず、より正確な診断が可能になります。
また、メガネやカラーコンタクトは外していただき、お化粧も控えてください。
頬
全体の色を決める正面からの顔写真に対し、狭い面積で、顔本来の肌色を確認するために必要です。
一般的な頬とは少し位置が違います。目じりから下に直線で下がり、口角から横に水平に線を引いた位置になります。
この位置は頬骨の下になり、額や鼻に比べると比較的日差しの影響を受けていません。そのため、顔の肌色を確認するには適した位置ということになります。
腕の内側
利き腕と逆の腕です。
顔は一年中紫外線にさらされていますので、肌本来の色を測定することは困難です。腕の外側も日差しの影響を受けていますので、内側がベストです。血管が出ていない部分の写真が必要になります。
生まれてから今まで、まったく日焼けしていない人はいません。そこで、比較的日差しの影響を受けていない本来の肌色に近い部位の写真と、加齢とともに変化している現在の肌色が分かる顔写真が必要です。
スナップ写真
直接会話をすることができないからこそ、お願いしたい写真です。
ご家族と一緒のお写真や、お友達との飲み会での風景など、普段の様子がわかるお写真をお願いしています。リラックスされている表情からお人柄を推測することができます。こちらのお写真と、カウンセリングシートにご記入の文章からわかることがたくさんあります。
「友達にはよく〇〇って言われる」「〇色が似合うねと言われます」「おっさんキャラです」などなど、対面時に会話で得られる情報と近いお人柄が分かるようなエピソードを、ぜひお聞かせください。
カウンセリングシートは細かく記入
対面診断では会話で確認できますが、写真診断ではそうはいきません。疑問や希望があれば細かく記入してください。
カウンセリングシートに記入していただく内容として代表的な質問に次のようなものがあります。
個人情報
住所:お送りいただいた写真の返送と診断結果の郵送に必要です。
職業:ドレスコードのある職場の場合、ご提案した色が普段身に着けられないことがあるためです。
体形:単体で写られている写真では身長がわかりません。全体の雰囲気を知るためにもおおよその身長や体形が必要となります。
声のトーン:話し方や声もイメージを作る大きな要素です。「よく『うるさい』って言われます」「声が小さいみたいで聞き返されることが多い」などの情報も大歓迎です。
パーソナルカラー診断の経験
当サロンのお客様の半分近くが、過去にパーソナルカラー診断を受けたことがあり、その結果に納得がいかない…という方です。
フォーシーズン分類での結果に違和感を持たれ、10タイプ分類を受けられています。
過去に受けられたフォーシーズン分類の診断結果も間違いではないはずです。
10タイプ分類は、フォーシーズン分類をさらに細分化した診断です。前回の結果を参考にさせていただくことで、より正確でご満足いただける診断になります。
⇒サロン選びで重要なのは〇〇だった!失敗しないサロン選びのポイント
なりたいイメージなど
パーソナルカラー診断を受けようと思ったきっかけや、活用したい場面など何でもかまいません。
対面診断では90分~100分くらいの時間、たくさんのお話をすることができます。写真診断では会話ができません。ご希望は細かく、たくさんご記入いただくことで、効率よいアドバイスができます。
「彼氏が欲しい」「婚活に活かしたい」「優しいママに見られたい」などなど、ご希望はご遠慮なく。
写真診断も10タイプ分類
当サロンオリジナル小冊子
初めてパーソナルカラー診断を受けられる方は、書籍やインターネットだけでなく直接説明を聞くことで、不安や疑問を払拭したいと思われるでしょう。
当サロンはよく知られている4シーズン分類をさらに細分化した10タイプ分類です。
10タイプ分類はそれほどメジャーではありませんので、10タイプ分類を含めたパーソナルカラー診断についての説明に関して詳細を記した当サロンオリジナルの小冊子をご用意しています。
対面診断時に口頭で説明させていただいているものをまとめてあります。こちらをご覧いただければ、10タイプ分類ついてご理解いただけるはずです。
なお、10タイプ分類に関してご理解いただくための写真診断クーポン券もついた無料e-Bookをご用意しています。ぜひご利用ください。
診断結果は細かく
診断結果は送っていただいた写真と一緒に郵送します。
- 診断結果シート
- 診断結果色見本
- パーソナルカラーカード
- 小冊子
診断結果シートと小冊子は写真診断の方にだけご用意しています。診断シートはその場ですぐに作れるものではありません。写真診断だからこそご用意できる詳細なものと言えます。
また、メール相談は通常1件3,000円にて承っておりますが、診断結果に関してのご質問は1回のみ無料にて承っております。その場で質問できないお客様へのサービスです。
※診断結果到着後2週間以内にご連絡ください。回答までにお時間をいただくことがございます。
診断結果シート
A4判2~3枚。診断結果の詳細です。
診断結果色見本に貼付した色のカラーコーディネート例、活用方法、似合う理由を説明。
カウンセリングシートにご希望のイメージや活用場面などが書かれている場合、具体的なアドバイスもこのシートに記入しています。
ファッション提案1例付きです。
口頭で診断結果をお伝えする対面診断と違い、疑問が出ないよう診断結果を詳しくお伝えしています。
診断結果色見本
診断で使用するドレープと同じ素材の小布を貼った色見本です。
もっとも似合うベストカラーのほか14色(計15色)の小布を貼ってあります。
それぞれの色の使い方や似合う理由などの詳細を診断結果シートに書いていますので、併せてご覧いただくようになります。
パーソナルカラーカード
パーソナルカラータイプ別のカードを同封します。
当サロンでも販売している(1枚108円)名刺サイズのカードです。お財布に入れて持ち運べるので、お買い物のときに重宝します。
※これまで1stシーズンのカードをお送りしておりましたが、2017年7月より10タイプバージョンをご用意しました。
小冊子
前述の当サロンオリジナルの小冊子です。
パーソナルカラーについて、10タイプ分類について、図を用いて詳しく解説しています。
写真診断のメリット
遠くてもいい
サロンに行く必要がないので、遠方にあるサロンの診断が受けられます。
近くにサロンがないという方、近くのサロンの結果に満足できなかったという方も、全国のサロンの中から自分に合うサロンを選ぶことができます。
「このサロンいいな」と感じても、行くことができる距離かどうかはサロンを選ぶうえで大きな基準となるはずです。
当サロンのお客様には、海外にお住いの日本人の方もいらっしゃいます。どんなに遠くても診断可能なのが写真診断なのです。
最近は写真診断をしているサロンも増えました。
写真診断をしているサロンの中から、ご自身が信頼できると思えるサロンも見つかるはずです。
時間が自由
忙しくて時間がなくても受けられることが大きなメリットの一つでもあります。
対面診断に通える場所であっても、なかなか予約が取れなかったり時間が合わなかったり…という問題があります。
小さいお子さんがいらっしゃると外出もままならないでしょうし、仕事が忙しい、介護があるなど、時間に都合がつかない方も多いでしょう。
照明器具を診断用に備えているサロンであれば問題ありませんが、基本的にパーソナルカラー診断は日光のもとで診断するものです。
そのため、夜の診断をしているサロンは限られてきます。
写真診断であれば、時間を気にすることなく受けられます。
どんなサロンを選べばいい?
写真診断に関しては、通常の対面診断とは違う技術が必要となります。
対面診断で直接色を目にする場合と違い、写真診断は撮影時の周囲の状況(屋外なのか屋内なのか、光源の種類は何か…など)や、印刷物であるという事実を踏まえたうえで色を判断しなければなりません。
パーソナルカラーに関する知識や色彩全般の知識に加え、これらを正確に読み取る経験と技術が必要となります。
ちなみに当サロンは写真診断を始めてから9年が経ちました。…年数だけではありませんね(笑)これからもがんばります!
⇒サロン選びで重要なのは〇〇だった!失敗しないサロン選びのポイント
まとめ
それぞれのサロンごとに得意な診断方法があります。
パーソナルカラー診断ではドレープを使う診断方法が一般的なので、ドレープを使う点はどのサロンも共通していると思います。しかし、そこから結果を導き出す際に重視する点はサロンによって異なります。
声のトーンを重視して結果を導き出すサロンや、骨格を重視するサロン、会話の印象を重視するサロンもあります。
写真診断では声のトーンや会話の印象を重視することはできませんので、写真を見慣れているという点を重視して選ぶほうが良いと言えます。
写真診断を得意としているサロンであれば、対面診断と変わらない診断結果を得られます。ぜひ、安心して写真診断を受けてみてください。
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